劇場版「なれる!SE」デジタル庁をデコードせよ!
……って妄想ですよ。あれから5年後とかの設定で。
大規模プロジェクトカットオーバー直後に、総務省でのIP/V6変換装置導入実績を請われてデジタル庁に出向になる三人。
出向した結果、給料減る。名刺作るのに決裁、出張するのに決裁、意味不明は役所用語と手続きにキレる。
「民間よりブラックじゃねえか!」
当然、内部での派閥争い(省庁間、ベンダー間)に巻き込まれる。
一通の海外からの謎メールから始まる霞が関クラウドへの海外からのDDoSサイバー攻撃、SNSで個人攻撃炎上。
重要案件仕様決定が国会決議対象になり、デジタル庁長官から内閣総理大臣まで説明に行くことになる。
「FAXだって、電話回線を盗聴されれば秘匿通信にはならないですよ。」
果たして官報登載に間に合うのか?
「この国には電子決裁を飛び越えて、紙を法律に変えられる唯一のハンコがあるんですよ」
「お前、どのハンコのこと言ってるのかわかってるのか?」
某国からのクラッキングで重要インシデントが連続発生。
三人に絶体絶命の危機、責任を押しつけられそうになる格好で出向停止寸前になる。
「GPKIでは秘匿通信になっていません。VPN上に穴があけられて、PKIそのものが破られています。まさか……量子……?」
「法案サーバーが乗っ取られました。ランサム要求が来ていますが……ブラフか?」
そこでかつての同僚と競合相手が……。「コの業界にいるなら、あの三人を潰してはならない」
「あいつらには貸しがある。そいつを返してもらってないな」
そして、最後は驚きのどんでん返し……。
旧ソ連時代、暗号数学の女神と言われた少女がいた。現在は日本のどこかにいるはず。
探し出せ。コードネーム「ヤー、チャイカ」作戦発動。
「この毒饅頭ファイルを解読させれば……。」
「ロシア語でプログラミング……だと?」
全SEが泣いた。劇場版「なれる!SE」とか見たいような見たくないような。
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コメント
第2弾はDXが進んでCBDCというか電子通貨実装寸前で、政府イーサリアムと連動させるところで、CBDCが攻撃を受けて日本発の世界通貨流動性が完全停止するところからがオープニング。
投稿: halftable | 2021/09/01 21:36