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2020/08/03

50年前の設定は忘れ去られがち

https://www.manetama.jp/report/movie-is-not-to-be-seen11/?fbclid=IwAR111N_rUiruFA6VfKzaJiSvAbynIPcOI4otZ8Qt62-wEaAudowQTxupOCs

寅さんはクズか? 『男はつらいよ』の分からなさをめぐって

なんだかんだ言って、50年前の映画なんだよな。

今、クリスマスケーキとか言っても24歳未婚女性って意味がわかんないだろうな。30年ぐらい前までは、まだ通じたと思う。

ヤクザの兄を持ち親戚に育てられた天涯孤独な美人の(腹違いの)妹が、高卒でいい会社に入ってそれなりにいいポジションについたのだが、兄と両親がいないということで20代中盤を過ぎつつあり婚期を逃しそうな年齢になりつつある。50年前で言えばそれはそれは重大なことだ。

そこで降ってわいたエリートとの縁談。そこに帰ってきたヤクザの兄。

たぶん、玉の輿が実ったとして結婚生活自体がうまくいかないことは、見合いのぎくしゃくしたやり取りも含め、当時のコモンセンスだっただろう。

なんだかんだいって、ヤクザの兄が面白おかしく下品にぶち壊すことで、お高いエリートとの暗い将来をナシにすることは、エリートをやっかむ人々の留飲を下げたのだ。落語の本膳のアダプトみたいなもんだしね。そういう落語のアダプトみたいな文脈も見えなくなってるよね。

エリート大卒向け小津映画の反抗みたいなのもあるんですかね。

まあ、そんで、エリートとの不幸な玉の輿じゃなくて、ヤクザの兄が玉の輿ぶち壊したおかげで実は身近に幸せが……という青い鳥と社会主義の合わせ技みたいなオチで……、っていうのはキューポラのある町みたいな社会主義風プログラムピクチャーの流れもあるわけで。

旦那の博は、後ほどインテリゲンチャの大学教授の息子からドロップアウトしてきたってのが判ったりするけども。

たぶん、俺が釣りバカ日誌の映画版にまったく共感できないのと同じ理由かなあ。

与太郎とかイワンの馬鹿みたいなもんだと思うんだけど。

与太郎への不寛容なのか、20台中盤で未婚の女性が奇異の目で見られること自体が、変な時代になったことが良いことなのか。

ともあれ、俺が感じたジェネレーションギャップはそんな感じです。

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