« ラノベの両親 | トップページ | アナログ停止 »

2011/07/16

活字とアルファベット

活字とアルファベット/技術から見た日本語表記の姿

電子書籍っていうんだけど、青空文庫みたいにテキストだけあっても、高性能な全自動組版が受信端末側でなされなければ、電子書籍って成り立たないんだよな。
まあ、PDFの出力とかでもいいんだけどさ。それって違くね?という感じがする。

そんな「高性能な組版」って何?を英語日本語を中心に比較しつつ考えている感じ。建築と同じでヴォイドを作る技術なのかもしれないとか思ったりしたけども。

ということで、文字って何?って流れで大規模文字集合として軽くGTをdisりつつ、一行って何?とか版面とかって何?とか英語系組版とかJISの組版規格の成立だとかルビタグのめんどくせえ感じとかが、要領よくまとめてあって読みやすいです。

基本的に俺の知りたいことは大体書いてあって満足した。

しかし、こういうのを仏文の人がやりがちな気がするのは、英語からも漢字からも日本語からもほど良い距離感があるからなんだろうか。大変ですな。

やっぱり、日本語のタイプライターが必要なんでないのかなあと思った。懲りずにまたワープロについて書こうかなあ。ポメラほったらかしなのに……。

ユニコード戦記 ─文字符号の国際標準化バトルあたりもセットで読まんといかんのですかねえ。GT方面は多分あんまり良くないような感じで書いてあるのかしらん。まあ、それもわからんではないけども。ま、いっか。


はじめに

第1章 最小単位としての文字
 1 文字に番号を振る
 2 文字とその文脈──二重の問題
 3 文字とテキストと“文字”列データ

第2章 言語の表記とそのバリエーション
 1 文字の多様性と冗長性
 2 手書きと印刷とデジタルテキスト
 3 文字コードという技術

第3章 行とページの中の文字
 1 印刷を前提とした表記形式
 2 和文と欧文
 3 ページの中の行と文字

第4章 文字コードで表現できないものを伝達する
 1 書籍の組版体裁と組版指定交換形式
 2 JIS X 4052とW3C勧告Ruby Annotation

 おわりに
 文献一覧
 関連用語・事項索引
 人名・団体名索引

おまけ;

第4の可能性……。んー、ローレンス・レッシグたんは読んだ方がいいんじゃないかねえ、と思いますた。

マルドゥック・スクランブル パクリ騒動、冲方丁のブログ読んだけど大人の対応過ぎてビビった
http://towubukata.blogspot.com/2011/07/blog-post.html

|

« ラノベの両親 | トップページ | アナログ停止 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/68399/52224847

この記事へのトラックバック一覧です: 活字とアルファベット:

« ラノベの両親 | トップページ | アナログ停止 »