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2009/01/25

カード型データベースソフトの復権を熱烈希望する感じ

前編:
http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2008/07/post_01a1.html
カード型データベースソフト

なんか、検索フレーズランキングでカード型データベースソフトに関する記事の需要が多いみたいなので、続きを書いてみた。
多分、求められてる内容は、適当なフリーのカード型データベースソフトで良いのがないか?ってことだと思うんだけど、それは俺の知ったことではない。

なんで、カード型データベースソフトは事務系ソフトの王道から外れていったのかというと、MSオフィスのスタンダードセットに入っていないからってことに尽きてしまうわけだろうけども。

確かにエクセルのソート、オートフィルタ、項目別集計、ピボットテーブル、ワードへの差し込み印刷あたりがあれば、日常業務的なデータベース用途のほとんどは解決しそうな気はするし、MSもデータベースの製品ラインを2本も持ちたくないだろうし、フォックスプロはそんな感じでフェードアウトしたんだろうし。

大体マイクロソフトは昔からデータベースとネットワークにかかわることは鬼門に近いような気がする。企業体質というか遺伝子的に苦手なんじゃないのか?WinFSの開発失敗だってデータベースの開発失敗みたいなもんだろうしなあ。

それでも、必要だったんならオフィススイート関連ならロータスのアプローチとか、ボーランドのバラドックスとかあったわけだけど。

独立系でもRDBMSのDbaseを筆頭に、ファイルメーカーとかDBプロとか4thディメンションとかザ・カードとか桐とかLet’sアイリス(超漢字マイクロカードの元ネタ)とかあったんだしって考えたんだけど。

でもこれだけ役に立つソフトがMSオフィスのスタンダードセットに熱烈追加要望されるわけでもなく、なし崩し的に目立たなくなったのはなんでかなと改めて考えてみた。

俺の記憶だと、DOSから直接ウィンドウズに移行できたカード型データベースソフトって確か無かったんじゃないかな?だから、個人がパソコンで作っていたデータベースに関する資産が俺の周りでは一時期ゼロに近くなったんだよな。

少なくとも1992年あたりからOSはウィンドウズの3.X系統にぼちぼち移行していったけど、DOSからウィンドウズにアプリが移植されるまでにその後の3から5年ぐらいは時間がかかっているような。

一応RDBMSのアクセスもウィンドウズが前提で買収されてきたソフトだったしなあ。まあ、Windows3.Xがエクセルのために出来た環境なんだからしかたないと言えばそれまでだけど。OS/2?何それおいしいの?


桐とかザ・カードやファイルメーカーはWin3.Xあたりはまるごとスキップしたような気がするし、ロータス・アプローチやボーランド・パラドックスなんかはウィンドウズになってからリリースのソフトじゃなかったっけ?
もはや正確なところは思い出せないけど。

そうすると、Dosからのデータベース資産がOSのバージョンや互換ボックスのアレさやハードウェアとかの関係で引き継げなくなって結構困ったようなところもあったんじゃないのかと。だから、データベースを自分で作って運用することのご利益を知らない人の方が多いわけで。そもそもデータベースソフトをパソコンで使ってるのを見たことない人の方が多いわけで。

実際、40とか50以上の大量の管理する項目があるときで、決まった書式に収めなきゃいけない大量の定型データ処理をエクセルだけで行うのは不便だし。そんでもって、紙に印刷するときB4とかA3横一枚ぐらいに必要な項目が納まらないと、業務処理にならないわけで。

表計算ソフトやワープロなんかはテキストベースやcsvベースとかで移行できたりとか、ワードやエクセルが無駄に便利に読み込んだり変換したりしてくれて、それまでと同様な使い勝手が可能な状態まですぐに持って行けて、DosやMacからの資産を比較的スムースに引き継げた。

でも、データベースはベンダーのプロプラエタリなファイル形式を読み込んで、それまで利用していた環境を多少の手間で再現する、ということが出来なかった時期というのが存在したように思う。

特に、データベースは業務の一連の手順の自動統合化を自然と目的としてしまうところがあるので、ワークフローの記述部分をデータ構造とは別にカプセル化してポータビリティを持たせる仕組みを作らないと、分析から実装まで一番手間暇かかるところを、再びやり直さなくちゃいけないわけで。

その辺は、大昔のMacWorldのデモでみたNeXTのインターベースをバックにしたインターフェースビルダーのデモには腰が抜けるほど驚いたなあ。あっというまにテーブル定義して、リレーションをGUIで貼って、入出力用の画面の設計があっというまにできて、クエリー設計があっというまに終わって、30分のデモで実用的っぽいシステムがいっちょ上がりって感じに見えたもんな。桐でテキストリンク貼ってコツコツリレーション構築するのが阿呆らしく思えたけど、まあデモだしな。

しかし、そうした開発環境というかRAD的なものとワークフロー記述言語みたいなのが標準化しない限りデータベースソフトってこれからも一般的にはならないのかも。データだけテーブルごと読み込むだけじゃ意味がないもんな。

SaaS的なネットワーク共有前提のカード型DBとか普及したりすればいいのかしらん?

まあ、日常の少量非定型業務ならワード・エクセルでいいんだけど、業界のナントカ事務局とかの年間会計、決算、会員管理、届出関係通知みたいな割と定型かつ大量の処理業務には、やっぱりデータベースソフトが欲しいよなあ。

潜在需要は大きいと思う。いやマジで。最近は素人の人がそんな話をよくしてるから。

年賀状管理ソフトみたいな専用データベースソフトとかで会員管理してたりするのもどうかと思ったりすることもあるんだけどさ。かといって汎用データベースソフトを設計運用できるかというと結構ファイルメーカーとかでもハードル高いんだよな、一般の人は。おまけに他人の設計したデータベースってなんだかよく分からんし。

オープンオフィスもその辺は今のところ全く期待外れなわけで、MSオフィスの猿真似でしかないことが悪い方に出てるね。まあ、淘汰されてしまったに近い他のライバルたちが情けなかったということでもあるけど。あれでMSオフィスの使い勝手的な進化が事実上止まってしまったというのも情けなかったけどな。

VBAの応用としての第一歩が、エクセルをカード型データベースとして使うにはっていうのが定番なのもどうかと思うし。まあ、簡易入力フォーム機能はあるけども、入出力の画面設計が出来なくちゃ意味がないよな。

いっそのこと、データベース専用シートというかブックみたいなモードを作って、そこに画面入出力設計の出来るプラグインみたいなのを標準にしてくれないかな>エクセル。方向は違うけど昔のIMPROVみたいな感じ。

日常業務の一環だから、大量かつ定型的ではあっても例外の方が多かったりと、データベースみたいな融通の利かないソフトでは結局ドツボに嵌まって処理大変、ってオチかもしれないけど。

でもやっぱり、エクセルの計算式が間違って入ってないかを電卓で検算したりとか、様式の管理のためだけに無駄な労力と時間を使っているのは、コンピュータの能力と可能性をドブに捨てているとしか思えないという結論は変わりなかったりする。

せめて、昔のクラリスワークスや、MSワークス程度の機能でもいいんだからさあ。

それにしても、ファイルメーカーのあの柔軟さは一体どこから来たんだろう。それも不思議ではある。

データベースのご利益というのもBTRONの実身仮身と同じで、正規化されたデータが大量に集まってはじめてわかるというあたりもとっつきにくいところですかね。
データベースのユニークIDが行じゃなくてファイルについたらデータ管理が凄い便利じゃないかと思いついた時に、坂村先生の「トロンからの発想」を読んだのが俺のそもそもの間違いだったわけだけど。

また長文すんません。 ではまた。

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2009/01/23

iPodで敵を撃退、米武器メーカーが軍用iPod関連製品を発表 - Technobahn

この製品はiPodを携帯音楽プレイヤーとして使うものではなく、弾道計算用コンピューターとしてiPodの機能を利用しようというものとなる。

ところで軍用品にRFタグをつけると発見されやすくなったりする可能性はあるのかしらん。(歩兵の類はだめかな?)

某研究所では防衛省関係の話はやらないのかね?

リンク: iPodで敵を撃退、米武器メーカーが軍用iPod関連製品を発表 - Technobahn.

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2009/01/22

紙にも印刷できる半導体

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/22/news094.html
紙にも印刷できる半導体インク、米研究者が開発

PN接合が可能ってこと?これはデカイプロセッサとかディスプレイ用のトランジスタとか作れますね。
面白そうではある。

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偽指紋で密入国の女、韓国で逮捕…米政府が捜査情報要請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

当初は指先の皮膚を切って縫い合わせるという手法が流行っていたような気がしましたが、技術革新が早いね。

大昔から指に偽指紋フィルムを貼るって手法はあったと思うんだけど、実用レベルになったというか普及したということなんでしょうかね。

リンク: 偽指紋で密入国の女、韓国で逮捕…米政府が捜査情報要請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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2009/01/21

どこの利益になるのだろうか

いまさらですが、

民主党の金融チームの座長とやらは円高の今、外貨準備を減らしたら良いだろうとか言っていたのですが今はどうなっているのでしょうか。(つまり外貨を売って円を買えと)

円高、ドル安とかも誘発するでしょうねぇ。

こんなのに政権渡して大丈夫だと思えないのですが。

漢字の読み間違いに突っ込んでいる時点でお笑い芸人並みだと思うのだけど。

リンク: 再送:UPDATE1: 外準規模は大きすぎ、GDP比10%まで削減を=大塚・民主金融チーム座長 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters.

10月の頭の記事だが9月から円高の兆候がでているし、この後急激に円高)

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2009/01/20

日出国のエグゾスケルトン農夫と仲間たち(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

これに宇宙トイレつけたら凄いことにo(*^▽^*)o

リンク: 日出国のエグゾスケルトン農夫と仲間たち(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ.

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おむつ型の新型全自動宇宙トイレ…5年後の実用化目ざす : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

そう言えば世界初のISSトイレ破壊の実績は....

リンク: おむつ型の新型全自動宇宙トイレ…5年後の実用化目ざす : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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2009/01/19

未来を懐かしみ…

KDDI研と日立、セキュリティプロトコルの動的生成技術を開発

とっても何処か昔に聞いた様な話・・・(^^;

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2009/01/18

秘密の知識―巨匠も用いた知られざる技術の解明

秘密の知識―巨匠も用いた知られざる技術の解明/デイヴィッド ホックニー, David Hockney, 木下 哲夫/青幻舎

最近、フェルメールブームらしい。釣られて俺も見に行ったしな、牛乳瓶の女。あのちっちゃい絵が一点しかないのにフェルメール展って言い切るのも色々どうかと思ったけど。

で、フェルメールといえば、カメラ・オブスキュラ。要はトレスコというか写真透かしで絵を描いたってことらしい。

まあ、その辺は定説ってことで大体18世紀の話らしいが、実はもっと前のルネッサーンスの直後ぐらいからやってたんじゃね?ってのがこの本の主眼だ。

そもそもホックニーがこの本を書くきっかけになったのが、展覧会でアングルのデッサンを見たかららしい。

顔と服の書き方のタッチが違いすぎるのと、こんなに早くこんなに大量に初めて会う人の肖像が超上手く描けるってどういうこと?
モデルがビタイチ動かない石膏デッサンですら2、3日かかるでしょ?神ゆえか?

でも俺もドーバーのアングルのデッサン本を買ったときに、同じような疑問を持ったんだよな。
Ingres Portrait Drawings: 44 Works (Dover Art Library)

で、ジオットとかのルネサンス初期から写真技術の確立のあたりまでをクラシック洋画の絵を500年分ぐらいカラーコピーして、年代順にべたべた壁に貼っていったら、どう考えてもテクノロジーの発展が年代ごとの画風の変遷にマッチしてるような気がしたらしい。新技術が出ると画風が一気に変わっとるやないかーい。

まとめて言うと、カラバッジオやファン・アイクやベラスケスはフォトショッパーだった、って感じ?
「リコンフィギュアード・アイ―デジタル画像による視覚文化の変容」読後感みたいな感じを受けまくり。

読後にアングルの画集とか見ると、これって絵画的デフォルマシオンっていうよりかは合成写真の継ぎ目じゃん、って感じが確かにする。そら、人体の中身を解剖学的に理解なんかしてるわけない罠。ダビンチならともかく。

なんというかクラシックな洋画の神がかった技巧に対するコンプレックスみたいなものがとても和らぐ感じがするのだった。
音楽で言うとプロトゥールズでアイドルの歌が突然上手くなったみたいなもんかな。

かといって、フォトショップだのぺインターだのレタスだのコミックスタジオだのの道具がよければ絵がよくなるのかというと、それはやっぱり別の話なわけで、その辺はホックニーも再三言っている。ホルバインのマチエールのテクニックや画面の構成力は、凡百の工房画家と全く才能の次元が異なるというのは見ればわかる。

あくまで、全体の正確なプロポーションとコントラストの階調を素早く掴み、下絵としての拡大縮小の複製や合成を素早く作成するための補助具として有益だ、ぐらいなものなんだろう。

でも、やっぱりトレスコなんじゃん、人の子じゃん、ってところで安心はする。

それに、職業画家の需要って肖像画の占める割合って大きかった時代だったんだし、最新のテクノロジーでクライアント受けのよいモノを作り出すことが悪いことなわけないし。

そんなわけで、アートとテクノロジーの関連ということについて色々考えさせられる。大昔から同じって言えば同じな訳だ。

そして、光学的な画像を定着するのが画家という人力でなく科学的に印画紙への定着ということが可能になった時点で、この「秘密の知識」は歴史から消えてしまう。今のデジタル・アーカイブだって環境の変化次第でそうならないとは限らない。

つか、なってるよね。アナログ機材が無くなった時点で、アナログマスタリング技術が消滅したようなもんで。

まあ、こうした技術が十年一日の決まりきった様式から抜け出すきっかけにもなったんだろうし、こういう「写真みたいに上手い」絵が存在したからこそ、写真が世間的に受け入れられたんじゃないかという気もする。こういう様式があって次の新技術が速やかに受容されたんだろうなって思うわ。てゆうか、この本もカラーコピーという新技術なくして生まれなかったってホックニーも言ってるし。

(今の目で見ると)ジオットのようなマンガというか南画みたいな絵ばっかりだったら、はたして写真や映画というテクノロジーは速やかに受容されたんだろうか。

メディアとしてのコンピューターってばあまり前例がなかったから、受容に時間がかかったっていうか、今でも思い切り受容に時間がかかってるよな。

ということで、一万円と高額な書籍ですが、日本版が出てること自体凄いことだし、とても興味深く読み返しまくりで後悔はしていない。

しかし、こういうのはタッシェンが2500円ぐらいでゴリゴリ出すべき本じゃないのかって気もするけどね。

久しぶりに長文。どーもでした。

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2009/01/07

ハローワークの公設民営化

麻生総理がハローワークでパフォーマンスしたとかいうニュースはあったような気がしたけど、ハローワークの公設民営化って話はその後どうなったんですかね。

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2009/01/06

「蒟蒻畑」は毒ギョーザやNOVAと同列?マンナンライフに消費者団体が販売再開見送りを要望 - GIGAZINE

なんつうか、この話はもの凄く胡散臭いと思っているのだけど、異常に引っ張るね。『市民』とか『消費者』とか名乗るのは勝手なんだろうけど、どういう団体だとか人数はどの位とかを併せて出さないとフェアじゃないよねぇ。

もちをのどに詰まらせて死ぬ人はもっと多いと思うけど、禁止しろ!っていう話はでないよねぇ。

リンク: 「蒟蒻畑」は毒ギョーザやNOVAと同列?マンナンライフに消費者団体が販売再開見送りを要望 - GIGAZINE.

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2009/01/04

Car As A ’Service’:無料化する自動車?

先日高校の同窓会に出てきた。

同回生あたりは自動車業界と建設業界の人たちが多かった気がするが、クリスマスから成人の日まで強制的に休暇で、1月中は週休3日で残業不可なんて会社もザラにあるとかで、とにかく不況な幕開けだった。

トヨタ関連なんかは出勤日があるだけマシで(以下略)らしいとか、アルバイト求人雑誌なんか年末は求人が倍になるはずが雑誌の厚さが普段の半分になって、このままだと広告会社と印刷会社と派遣会社ごと(以下略)。

それはさておき自動車が売れないらしい。ガソリンも夏の200円近くから100円切るまでになりつつあるのにね。

前にも言ったけど、(http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2006/01/post_6502.html なんでもシェアリング)俺は現在電車通勤なので、普段は自動車はそんなに必要ない。今んとこ。

それでも、買い物だ、送迎だ、資源回収だ、今後は介護?などのために、やはり車は必要だ。そうすると、スポーツ的要素の車などビタイチ選んでる必要などなく、いわゆる軽ハイト、要するにワゴンRとかムーブとかライフとかみたいなユニバーサルでユーティリティデザインって感じのが選択肢としてとても有力になるし、実際そんな感じだ。こないだ近所のスーパーの駐車場にあるのが10台中10台ともワゴンRだったのには吹いた。カローラがあれだけ上げ底でカウントしてもワゴンRに勝てないわけですな。まして販売利幅の大きな高級車をや。

まあ、バブルの頃みたいにニューモデルが出たら車検が来る時に買い換えてみるって人はいなくなって10年使い倒すようになってきたってことかな。

ケーシー高峰風に専門用語(テクニカルタームね)でいうと、計画的陳腐化戦略の終焉だって言っちゃえばそれまでなんだけど。なるほど、計画的陳腐化戦略の元祖GMの景気が悪くなるわけだわい。

ウィンドウズで言うと、ヴィスタにしなくてもネットブックとXPで充分、お腹いっぱいですってのと同じですな。 

人口が多くてお金持ちの多いだろう都市部では、公共交通機関が発展していて自動車は高価で不便で危険って感じなのかもしれないし、ローカル線も廃止になるようなお金持ちの少ない地方では他の選択肢を当たる必要がないってことなんでしょうか。

するってえと、セオドア・レビット言うところの「マーケティング近視眼(マイオーピア)」に陥らないために、自動車業界の果たす社会的使命、満たすべき顧客満足というのを定義し直す必要がある。

http://diamond.jp/series/bizthinker/10013/
セオドア・レビット マーケティングの本質

自動車を作って売ることが、自動車産業の究極の目的ではなく、移動・運搬の手段を提供するためのサービス・プロバイダってのはどうなのか?いわゆる「所有から利用へ」って感じね。サービス業としての製造業。流行語で言うと「サービスとしての車:Car As A ’Service’」。略してCaaS(笑)。意外と語呂がいいかも。

目的地に移動するためのサービスというところまで抱合するなら、情報サービスとレンタカーというかカーシェアリング的なユビキタス移動アーキテクチャの構築という感じではある。ついでに、目的物の運搬も、ってことでネットスーパーのサービスも付けちゃおう。実際、旅行といえば遠乗りだし、普段はチョイ乗りにしか使わないんだから、一台の車に背反する用途を求めるのもあんまり合理的じゃないね。

んだけど、必要なときに必要なモノを必要な分だけ移動するって言い換えると如何にもトヨタ風に聞こえるのは何故だ。オンデマンドってのも流行った気がするけど、自動車業界もそんな感じに?どのみち需要がなければ製造しても仕方がないわけで。自動車絶望工場ってのもあったしな。

しかし、そうしてみると自動車利用の広告無料モデルとかが適用できそうな気がしてくるなあ。ケータイ電話とか1円パソコンみたいな感じで。

http://memo7.sblo.jp/article/24084270.html
「技術は無料になりたがる」

電気自動車のスタートアップ時におけるイニシャルコスト(高いよね)とモデルチェンジのしにくさ(多分しにくいよね?)と量産と整備の難しさ(難しいよね?)を考えると、初期はカーシェアリング&広告モデルで普及を図るべきなんじゃないかと。

旅客航空機運用のビジネスモデルみたいな感じで行くしかないんじゃないかと思うけど、どうかしら?
つまり、同じ機体を長ーーーーく使って元を取るスタイルね。

まあ、ミシュラン・アクティブ・ホイールみたいなのを使って、シリコンバレーとかから新規参入がドバーと入って、DOS/Vパソコンみたいに電気自動車もあっという間に安くなるのかもしれないけどさ。

それはさておき。

これからの人口減で、ライフスタイルも変わるし、インフラとしての道路だの橋だのを新設する余力はなくなってくるのに、維持・更新費用は増大するわけで。

そうしたインフラ整備レベルでの変革、英語で言うと”チェンジ”の年になるのかもしれない。高速道路も新設しなけりゃ安くなる罠。

ちなみに「チェンジ」を日本語で言うと「変わらなくちゃ(笑)」これが「変わらなくちゃも変わらなくちゃ」あたりになってくると、イチローも海外流出が近くなって来るような。ゴーンさん以前の日産自動車CMの話についてこれないという話は無視の方向で。麻生内閣とビッグ3とWBCは今後どうなるんかねえ。

宇沢弘文の『自動車の社会的費用』も未だに読んでないな、そういえば。

しかし、あんまり考えることって変わんないな。
http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2008/07/post_af16.html
自動車からの脱却

ちなみに、Car As A ’Service’でググるとこんなん出ました。
http://www.ingentaconnect.com/content/ind/ijatm/2006/00000006/00000001/art00003
Co-production of the car as a 'service': involving customers in the value chain

明日から仕事だから、ありがちかつ無駄に長い文章を書いてみました。ここまで読んだ方はお疲れさまでした。

ではまた。

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ケヴィン・ケリー エッセイの翻訳

http://memo7.sblo.jp/
七左衛門のメモ帳

http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20081230
はてなブックマークで振り返るYAMDAS Projectの2008年
経由。

メディア・ラボの紹介本書いた人かなーと思ったんだけど、それはスチュワート・ブランドの間違いだったか。
まあ、どっちみちホールアースカタログというかバックミンスター・フラー繋がりだよな、ってことで。
誰か、ジョブズとフラーの繋がりみたいなもの書いてくれないかな。なんか、既にありそうな気もするけど。

英語を気合で無理矢理読むと疲れるうえに解ったような感じがしないから、日本語で読めるのはありがたいですね。

http://memo7.sblo.jp/article/24084270.html
「技術は無料になりたがる」
 なんてのは、昔、坂村先生がコンピュータは限りなくタダに近づく、なんて言ったことに繋がるような。

http://memo7.sblo.jp/article/12121626.html
「無料より優れたもの」
が人気一番みたいですね。確かに面白いかも。

http://memo7.sblo.jp/article/24249900.html
「保管とは移動すること」
ってあるけど、こないだの日経新聞の記事で、ハードディスクの移動でバックアップ路線にも限界が見えてきたって書いてあったしなあ。頑張れアーキビスト?

http://memo7.sblo.jp/article/12799892.html
「千人の忠実なファン」

なんか、どこぞのマイナーOS界隈のことを言われているような……。私はそこまで付き合いよくないけども。

http://memo7.sblo.jp/article/14657309.html
「忠実なファンの支援による生計の実態」

一度、測定結果とか出してみたほうがいいんじゃないのかしら?

と、まあ他人の褌で勝負する私でした。そんな感じ。

オマケ:BTRONはどうなってるんですかね。

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2009/01/01

謹賀新年2009

今年はいよいよ脱パソコンの年になるのでしょうか。

パソコンが面倒くさい汎用機というか万能機であるばっかりに、コンピュータと通信のご利益の入り口にさえ立てない人がたくさんいるのはどうなのかなあと思います。

コンピュータのご利益がもう少し上手く伝わる世の中になるといいのですけど。ユビキタスってそういうことですよね。

本年もよろしくお願いします。

ちょっと前にhttp://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50873486.html
インターネットは誰のものか/谷脇康彦
でまとめられていた今後のインターネットの続きの話だけれど、

IPV6はIPV4が枯渇するまでに普及が間に合わないからNATでお茶を濁せるところは濁しておこうとか、

動画サイトを夜遅くに暇つぶしで見すぎだろお前らとか、

つーか、ISPの収益構造は差別化できないから、特に地方系のISPとかもう何時突然何の予告もなしに潰れてもおかしくないところが多くね?とか、

ソフトバンクでさえ自前の光ファイバ回線に投資できないんだから、NGNに対応っていうと特に料金的な部分でどう対応させるのかね?とかってことが書いてある感じ。
#どうでもいいけど、トラフィックをトラヒックって書くのは何となく止めてほしい気がする。

まあ、現状その通りだと思うんだけど、マスコミはマスコミでネットと広告氷河期で危ないかもしれないが、ネットはネットで業界ごとあぶなさそうね。ニフティなんかも大丈夫かしら?メールアドレス変えるの面倒だしなあ。

やっぱりNTTが次世代インターネット独占にもどるんかねえ?それなんてポケベル?PHS?
インターネットも所詮通信事業なんだから、これもまた来た道だ、とかっていうのも正月早々夢のない話だねえ。しかし、あんまり落としどころがなさそうではある。インフラはタダじゃないからなあ。

http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081225_21.html
「インターネット政策懇談会」報告書素案の公表及び本案に対する意見の募集

http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/081225_21_bs3.pdf 別紙3(PDF)
「インターネット政策懇談会」報告書素案

http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/081225_21_bs4.pdf 別紙4(PDF)  
参考資料

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