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2006/02/24

ルワンダ・エクゾダス

ネタ切れなので、また映画の話など。

2003年というから、3年ほど前か。

渋谷の東急文化村でセバスチャン・サルガドの「EXODUS」という写真展があった。
タイトルどおり世界中の難民を写したものであった。
80:20の法則どおり、世界人口の8割はこの写真展の内容のとおりの生活を余儀なくされているのだそうだ。

その写真展で興味をひいた展示のひとつが、ルワンダにおける3年以上にわたる難民の推移の記録だ。
その10年ぐらい前の報道写真が一本の映画になったというので見てみた。

ユーロスペースが小奇麗になってシアターNになったということで、映画「ルワンダ・ホテル」は満員だった。場所も同じ渋谷だ。

良くも悪くもハリウッド映画であり、キリスト教が許容できる人ならば普通に見ることが出来るだろう。たぶん。
群集シーンの迫力はすばらしい。

しかし、この後3年以上の泥沼が控えているのを、サルガドの報道から知っている。

ついでに言っておくとアッバス・キアロスタミの撮った「ABCアフリカ」もたいがい悲惨な内容である。
なんと言ってもエイズと戦争の犠牲になったためにまともな若い男がほとんど画面に映らないのである。映画自体は明るいけどな。

金にならない報道は価値がないのが資本主義の世の中だ。
言葉は金の前には無力である。

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