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2006/01/09

もっと、坂村バリバリ経済教室

今日は成人の日ということで、日本経済新聞の経済教室に坂村先生が登場してます。


2005年8月26日(金)以来の日本経済新聞経済教室登場です。

こないだのも、今日のも『グローバルスタンダードと国家戦略』(NTT出版)から一部を抜粋してきたような感じですね。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20051109/224283/
あの坂村健氏が今どきのグローバル・スタンダード論を説く

http://ascii24.com/news/i/keyp/article/2005/12/05/659384-001.html
マネージメントで勝つために、明確な問題意識を

んで、今日の話はテクノロジー・マネジメント=MOTですか。

先日お亡くなりになったピーター・ドラッカーさんによると、マネジメントっていうのは「情報を『知識』にかえ、知識を『行動』にすること」だそうですが、技術開発に今後どんな知識を適用していくかですね。

どうも、マーケティングの知識の様な気がするなあ。流れとしては。
アラン・クーパーの「パソコンは難しすぎて使えない」って、アレはマーケティングの一手法だよなあ。

デスバレーでも、創造的模倣戦略でもなんでもいいんだけど、なんかね、経済学や経営学が物理法則より優先するかのごときMOT関連の記事が2,3年ぐらい前にウンカのごとく現れて、MOTといわれても正直言って食傷気味。日経ビズテックも、正直イマイチ。

モダン・プロジェクト・マネジメントというのはフレデリック・テイラーの科学的管理法とかインダストリアル・エンジニアリングの正統的末裔だと思ってるんで、PMBOKとかSWEBOKとかと、ソフトウェア職人気質とかハッカー倫理とは相容れないような気もしなくも無いけど、ソフトウエア産業が社会インフラを担う産業として成立するには避けて通れない道なのか知らん?

民芸の衰退と、フリーソフトの運命は同じか違うか?明日はどっちだ。

アメリカ軍の調達方針転換の話もされてますけど、パーソナル・コンピュータってのもDARPA+MIT+IBMの軍産複合体から追い出されてXeroxPARCに行かざるをえなかった人たちが、知識を軍から持ち出すかたちでイーサネットやTCP/IPなんかとついでに作ってしまった概念な訳で、ある意味、テクノロジーマネジメントの失敗から生まれたのか、ベトナム戦争のマネジメントの失敗から生まれたのか、ビミョーな気がする。

スピンオフというとかっこいいけど、要は上手く行かなかったってことでもあるわけで。

ということは、イラクのツケは大きいってことなのね。
日本は軍事費が相対的に少ない分、民間の発展に重点的に投資できたって小学校の時には習ったような。

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コメント

なんでもないことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う。
小津安二郎

投稿: halftable | 2006/01/10 20:31

個人的には原則的に
物理法則>社会法則(地政学等)>科学技術>経済原理>個人の思惑
の順の都合で色々決定されると思っていたりします。

まあ人為的色々で、四次元ミクロ的には順番入れ替わったりはしますが、四次元マクロ的には大体こんな感じじゃないかと。

信仰とかイデオロギーとかは仮説に基くシステム化の試みでしかなく、重点対象を低いレベルに合わせると辻褄併せに色々やる必要がでてきて、その為のエネルギーが費やせなくなったら元に戻ると。継続的にエネルギーを費やす仕組みを確立すると長く持ったりするってことなんじゃないかと。(まとまらんなぁ(^^;)

投稿: リチャード・王 | 2006/01/10 11:15

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