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2005/11/22

坂村健×古川享対談予告

月刊アスキー新年号では、坂村健×古川享対談ということらしいですね。
その関係か古川亨ブログでTRON関連の話題が続々と出ている中で、ふと、気になる感想が。

>「古川さん、昔の話は墓場に持っていった方が良いんじゃない?」という方もいるようですが


お、俺?俺のこと?
………………………………………………………………((((;゜д゜)))ガクガクブルブル。


古川享ブログ

11月18日
トロンの坂村教授と西麻布のワインバーにて…
http://spaces.msn.com/members/furukawablog/Blog/cns!1pmWgsL289nm7Shn7cS0jHzA!2380.entry

11月19日
トロンとマイクロソフトの提携、その背景には...
http://spaces.msn.com/members/furukawablog/Blog/cns!1pmWgsL289nm7Shn7cS0jHzA!2401.entry

11月20日
トロンとマイクロソフトの提携、その背景には..続き
http://spaces.msn.com/members/furukawablog/Blog/cns!1pmWgsL289nm7Shn7cS0jHzA!2419.entry


まさか、ね。…………………………………それはさておき(<小心者)。


2003年9月25日(木)のトロン-マイクロソフト提携の際、NHKが朝イチのニュースで報道するなど、なぜあれほどマスコミで大騒ぎになったのかということに、私としてもかなり違和感があった。

http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron_log/2003/09/post_d5bc.html
マイクロソフト トロンと提携

#産経が一面に持ってくるだけあって読み応えがあった。

2003年9月26日(金)朝刊関連

産経新聞:一面
マイクロソフト トロンと提携
「家電」対抗行き詰まり
ソフト市場鈍化・業界、新たな枠組み

読売新聞:
ネット家電普及追い風 マイクロソフト「トロン」連携
利便性でもメリット

朝日新聞:
国産家電OS好機 マイクロソフト、トロンに同調
携帯・TV拡大の目

毎日新聞:
情報家電、本格参入狙う
「ウィンドウズ外し」に危機感
マイクロソフト トロンと「和解」

日本経済新聞
米マイクロソフト、トロンと連合
ネット家電OSに協力陣営 リナックスに対抗

日経産業新聞
米マイクロソフト トロンと提携 ネット家電の業界標準狙う

日刊工業新聞 一面:
歩み寄ったマイクロソフト 「トロン」と提携
情報家電向けソフト開発へ


http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron_log/2003/11/loop11_15de.html
言葉だけでは終わらせません,絶対に

正直、技術的にはそこまでのニュースバリューがあるのか?ということがまず疑問だった。
確かに注目に値する発表ではあったけれど、それほどのもんかと。

WindowsXPとか.netならともかく、所詮といってはなんだが所詮WindowsCEのリアルタイムカーネル話じゃん。
技術的にはエルミックとかのITRON+CEのハイブリッドモノもあったんだし。

あとは、MSのLinux対抗策という報道も多かったような気がするけど、MontaVistaLinuxとTRONって既に提携してたじゃん。
なぜに意図的に無視?ということ。

MSから坂村先生がストックオプションもらったんじゃないかとか、MSがTRONに降伏したとかTRONがMSの軍門に下ったとか、いつものことながらかなりヒステリックな報道だと感じたものである。

確かに2001年ぐらいまでは、坂村先生が講演なんかではウンザリするほどMS批判をしていたのは事実なんで、なんでまた物好きにもMSと提携なのよ?と思ったのも事実だけど。

まあ、BTRON新規開発の必要性を訴えるためにMSというかWindows批判をしなければならなかった事情も垣間見えなくもないけど。
好意的に見れば、BTRONのセールストークのためにMS批判をしていたと見えなくもない。


しかし、21世紀に入るあたりからMSもAtWorkOSだのなんだのとリアルタイムカーネル開発の失敗に次ぐ失敗だとか、WinCEのリアルタイム性能不足とかエンベッテッドNTのリアルタイム化だとか、MSがITRON技術者をこっそり(でもないか)募集したりだとか、リアルタイムOSをなんとか押さえようとして死屍累々になってましたわな。

結論としてVxWorks方面の買収でなくTRONとの提携を選んだあたりにMSのしたたかさを感じたもんである。
体のいい口封じじゃないかとは今でも思わなくもない。


MSへの技術流出をどうこう言うなら、リアルタイムMontaVistaLinuxってのも大概ひどいよなーとも思うし。

http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2005/06/http.html
マイクロソフト古川CTOが退職

Windows Mobile 5.0という家電じゃなくてスマートフォンでというかたちで決着がついてしまった以上、マイクロソフトの中に古川さんの居場所はなくなったということだったとは思うが、この次というのがまだあるのだろうし。

とりあえず、新年号が楽しみだということで。

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コメント

昔、CD-I(死語)がこけた理由を分析するっていう雑誌記事がありました。

OS-9なんてマニアックなものを使ったからだ。
MS-DOSなら成功していた。

世間一般なんてそんなもんですが、技術者はそうじゃないはずだと思いたいです。

投稿: halftable | 2005/11/24 21:35


古川氏のブログ、続きがでましたね。
11月22日
『トロンとマイクロソフトの連携、私の見解』
http://spaces.msn.com/members/furukawablog/Blog/cns!1pmWgsL289nm7Shn7cS0jHzA!2456.entry

>TRON を「産業の米」と私は定義するわけです。
ITRONとT-engineに関してはそんな感じでしょうなぁ…

関係ないのですが、
>先日入院した病院で医療用計測器(
>http://www.nihonkohden.co.jp/know/general.html)
>の多くは間違いなくトロンOSが搭載され、
>パルスオキシメータやバイタルセンサーなどのように
>患者の状態を一晩中監視しています。計測した医療データは
>ナースステーションに設置されたモニターにその信号をワイヤレスで送り込み
>リアルタイムでデータが表示されます。一晩中計測されたデータは
>お医者さんのデスクからWindows搭載のパソコンでその数値波形を
>グラフで読み、さらに印刷することができます。

これ、『トロンOS』と『Windows搭載のパソコン』の役割が逆だったら、
恐いことになってますなぁ…

だから、
>あらゆる現場でトロンOSとWindowsはそれぞれの
>長所を活かしながら連携を始めているのです。
↑なのかも、しれませんが…

投稿: naga | 2005/11/24 04:12

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