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2005/11/25

法隆寺

欧米のビジネス書でよく引用される二人の石工という話がある。

二人の石工が石材を削っていた。

その一人に尋ねた。
「あなたは何をしているのですか」「ご覧の通り、私は石を削っているのです」

もう一人に尋ねた。
「あなたは何をしているのですか」「ご覧の通り、私は世界で一番美しい大聖堂の基礎を作っているのです」


これが、ピーター・ドラッカー版になると三人の石工の話になる。

ある建築現場で、何をしているかを聞かれた三人の石工のうち、
一人めの男は「これで食べている」と答えた。
二人めは手を休めずに「腕のいい石工の仕事をしている」と答えた。
三人めは目を輝かせて「国で一番の教会を建てている」と答えた。

モチベーションとかリクルート方針とか目標管理とかそんな話ですか。


しかし、法隆寺口伝の

「神仏をあがめずして社頭伽藍を口にすべからず」の方が最初っから納得が行きますわな。


まあ、法隆寺を見物したとき、そんなことを思っただけですが、宮大工棟梁・西岡常一 「口伝」の重み を読んでそんなことを思いだしつつ寂しくなりました。法隆寺の横の小さな博物館に西岡氏の小さな展示があったりしました。


「百論をひとつに止めるの器量なき者は謹み懼れて匠長の座を去れ」

一つ に 止める と書いて、正しい と読むのだとか。正しくないと去るわけですね。

柿くえば鐘がなるなり法隆寺

ではまた。

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