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2005/10/03

加守田章二 展

チラシが気になっていたのと、東京ステーションギャラリーの地力のある企画力を信じて東京駅降りてすぐなのでフラフラと入ってみたところアタリだった。
陶芸も見てみると面白いのもあると。
ザムザでおなじみ八木一夫展もどこかで同時にやってたなそういえば。

ただ、加守田氏は「用」は残すということで、一応花瓶とか、皿とか、壺とかには成っている。具象派であって抽象ではないわけだ。

師匠が「安く造って多くの人に使ってもらうのが工芸本来の姿であり 私が作陶するとき 何時もその心持を忘れた事がない」という富本憲吉ということもあるのだろうし、日立の焼き物工場で散々量産品を作ったせいもあるのだろう。

その反動か創るモノは轆轤を使わない一品モノであるが、それが量産品を本道とする本人の考えとは逆を向いているのも作家の業ですな。

えー「遠野時代」と評されるだけあって、年毎に作風が激変する5年間があるけれど、頭がおかしくならなかったんだろうか?チラシの写真もやはりこの時期のものが多く使われている。確かにこの数年間の充実振りは尋常ではない。

なんというか、仮面ライダーの怪人のヒントみたいだった。
あるいは縄文土器のバリエーションというか……。


初期のボソッとした木材で作ったような芸風もなかなか趣があったが、やはり習作のうちなんだろうな。

ま、素人のボキャブラリーというのはこんなもんなので、全集かカタログを見ていただいたほうがいいな。
カタログも相変わらず良く出来ていた。


見終わって食べたイクラ鮭ウニ丼も美味かったので良い一日であった。

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