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2005/09/09

ACCESS、マイクロソフトとのユビキタス対決

リンク: @nifty:NEWS@nifty:ACCESS、米PalmSourceを実質完全子会社化(ロイター).

モバイルプレス2004年春号にパームソースの偉い人インタビューがあって、PalmOSは内部μITRON準拠だから携帯電話にもOKってな話があった。現在、スマートフォンという携帯電話カテゴリーの一角をパームOSが占めているのは事実だ。

また、タイムリーなことに今発売中のインターネットマガジン10月号の86ページからTiPOにも載っていたNetFrontでおなじみ、アクセスの社長である荒川亨の企業技術戦略研究シリーズということでインタビューが載っている。インターネットマガジン、グッジョブ。

インタビューのタイトルは「ノンPCの土俵なら、マイクロソフトにも負けない」

マイクロソフトもWindowsモバイルやら、メディアセンターエディションやら、XBOX360やら、停滞しきったPC以外の成長セグメントをもとめて色々やってはいるがイマイチパッとしない感じではある。

しかし、そこはi-MODEであり、インターネットTVであり、オンラインネットゲームのデファクトであるアクセスのビジネス領域である。
PCというビジネス・ドメイン上では勝ち目がないとして、今まで避けてきたマイクロソフトとの全面対決の時が4G、そしてユビキタスのフィールドで迫っているのは明らかだった。

http://homepage3.nifty.com/sasakitoshinao/economist_arakawa.html
ITの将来を嗅ぎ分けるベンチャー経営者 荒川亨[ACCESS社長]


そこで、アクセスの選んだファイナル・ウェポンがパームソース買収ということなのだろう。
日本経済新聞2005年9月9日夕刊の1面を見て、流石に驚いた。

ACCESS、米PalmSourceを実質完全子会社化

ACCESSは、米ナスダックに上場しているソフト大手のPalmSource Incを、12月頃をメドに、実質的に完全子会社化すると発表した。

 ACCESSの完全子会社がPalmSourceと合併し、ACCESSがPalmSourceの株主に対して株価の対価を支払う

現金合併方式を採用する方針で、費用はストック・オプションを考慮すれば約358億円になる見込み。

 PalmSourceは、携帯機器向け組み込みOSであるPalmOSの開発やライセンス提供を行っており、Palm製PDAのほか、ソニー、京セラなどにライセンス提供している。

ACCESSは、PalmSourceの子会社化によって、携帯電話向けアプリケーションの大幅拡充を図る意向。

こうなると、気になるのがBeOSをアクセスはどうすんのかな?ってことか。
BeOSもその昔の仕様策定中に、ジャン・ルイ・ガセーがとりまきを連れて坂村研を視察したりしてたんだよな。
家電向けOSとしてはBeOSはリアルタイム性能もあるしメディアリッチっぽいし、なかなかいい線いってると思うのだけれど、そこまでの体力はないかしらん。

とりあえず、美味しく太らせてから食べるというのがアチラさんのやりかたなので、アクセスも育ったところで逆に食べられないように注意してもらいたいものだ。今のマイクロソフトのキャッシュなら日本の組み込みベンチャー全部をキャッシュで買うことぐらいは理屈では可能だろうし。

鎌田富久ACCESSの技術の偉い人はアクセス社創立の1984年(また84年か!)東京大学理学部情報科学科博士課程にいたのだが、坂村先生と確か面識があったんじゃなかったっけ?昔、トロンには足を向けて眠れないといっていたアクセスの明日はどっちだ?

そして、アプリックスの今後はいかに?

ではまた。

9/11追記:
リナックス目当てどうこうってのはこれのことね。T-Engineは蚊帳の外なのか、関係あるのかどっちなんでしょうかね。つーか、出来レース?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/10/news049.html
PalmSource、携帯LinuxのMontaVistaと提携

米PalmSourceは8月9日、自社のOSをLinuxカーネルに移行させるという昨年の決定に基づき、モバイルLinux分野の主力ベンダーであるMontaVista Softwareとパートナーシップを結んだことを発表した。 両社はLinux搭載携帯電話用の、LinuxベースのOSとアプリケーションの開発を推進する計画。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0509/07/news114.html
モンタビスタ、リアルタイム性能を強化した携帯向けLinuxを開発

モンタビスタは9月7日、商用組み込みLinuxの最新バージョンと、その開発環境である「MontaVista Linux Professional Edition 4.0」(Pro4.0)を発表した。 携帯端末や基地局のメーカーなどを中心に、組み込みOSを必要とする各種機器メーカーやソフトウェアメーカーへ提供する。

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