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2005/08/26

坂村バリバリ経済教室

日本経済新聞は2005年8月24日(水)つくばエクスプレス開業記念講演抄録に続いて、2005年8月26日(金)には久しぶりに経済教室に登場となにげに坂村健ウィークですよ、おまいら(<何様?)。

で、月曜からの連載企画「ネットと文明」経済教室編は今週火曜日からのシリーズで、お弟子さん?の西垣通、甲南大学・吉沢英成、TRON評議会の今井賢一ときてトリが坂村先生。なにげにTRONつながり?


見出しが 「知」の創造にシステム革命 開放系で進化持続 だとか。

まず、つかみが電車男から入るっていうのはどうなのとは思った。ま、それはそれとして。

知識は、ストックからフローへ。

ブログやWikiと言ったCMSが「知」の創造のスピードアップにキテると。SNSが入ってないけど、坂村先生は招待されてないのかしらん?

私的にはメーリングリストやブログはフローで、Wikiはストックっていう感覚ですけど。

ストック自体もタイムスケール次第ではスナップショットという名のフロー情報なんですかね。
タイムスケールが短くなってるから、なんでもフローだと。まあ、そういう見方もありかな。


それはそうと、とある学会がどうこう言ってないでWikiPediaのTRON関連項目を書き換えるとか、空いてる項目を埋めるとかフリー教科書 ウィキブックス にTRONの教科書作るとかはないんですかね。

2005年8月22日月曜日日本経済新聞1面で、どこでもMITということで大学講義のe-Learning化の話が出てましたけど、日本じゃその辺どうなのよと。


しかし、坂村先生がCMSにここまで入れ込んでいると言うことは、与太でエントリーしてる次世代BTRONはCMSなのか?シリーズも予想としては、まんざら外れではないのかもしれない。

http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2005/02/lotus_notesbtro.html
Lotus NotesはどこまでBTRONか?

http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2005/02/wikibtron.html
WikiはどこまでBTRONか?

http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2005/05/btron_59b0.html
「ウェブログの心理学」とBTRON

http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2005/08/google_os_eb94.html
新世代BTRONはGoogle OSか?

http://richard-wong.cocolog-nifty.com/tron/2005/01/_xfybtron.html
"xfy"(エクスファイ)はBTRONか?

プロトコルがTCP/IPやHTTPとかでなくて、リアルタイム寄りのものになればBTRONなのかな?

で、評価の高い人が権威として認められる-明示的なシステムが必要っていうけど、検索エンジンでトップクラスになれば、それはそれで権威のシステム化の制度設計としては充分ではなかろうか、ってまたグーグルか


インセンティブやモチベーションや権威ってのは結局、知識や情報という無形資産(インタンジブル・アセット)のマネジメントの話なんだろうと思う。貨幣は信用というかたちのないものに形をあたえたものでしかない。


続編はイマイチでしたが、 会社はこれからどうなるのか/岩井克人 で言うことにゃ、非常に高度な専門知識の塊(クライテリア)の運用が適切かどうか、外部や他人から監視するのが事実上不可能であるため「信任」による運用しか選択できない。

ということからくる「やる気の起こる組織デザイン」への本質的なマネジメント方針の転換が必要になっている ってな話が結論なのかなと。

やる気の起こる組織デザイン。

これって、トム・デマルコのピープルウェアやジェラルド・ワインバーグのプログラミングの心理学やリーナス・トーバルズのそれは僕には楽しかったからやペッカ・ヒマネンのハッカー倫理などなどと通底するテーマであるというのは偶然ではなかろう。

なぜなら、ソフトウエアも現在のところオフ・バランス、Intangible Assetsであることに変わりはないからだ。

知識資本主義・情報資本主義のインフラである真の資産というのはどこまで行っても所有の出来ない無形資産である。

ブランド(暖簾代)やソーシャル・キャピタル-社会関係資本 も、やはり無形ではあるが投資の必要な資本である。財務資本や生産資本のオン・バランスシートから、持たざる経営へってことか。


同じ時に同じページでのやさしい経済学のテーマが無形資産の取り扱い 一橋大学 伊藤邦雄だったのは何かの偶然だろうか。
バルーク・レブなども、読んではみたが、まだまだその形は見えない。TRONプロジェクト初期が要するにファブレスだったことが不評だった部分と言うのは、モノを通じてでないと理解したくないメンタリティが日本にはあるからだろう。

美しい花がある。花の美しさといったものはない。

ただ、それでは無形資産や抽象思考を唯一の生き残る武器として戦ってきた人たちとは勝負にならないかもしれない。

デスバレーなんぞといってるスーツ族の中の人たちは、数値化や評価のできないガチョウを上手に飼うことはできないだろうけど(タメイキ)。

約束の土地は無形資産の中にあるのでしょうか?ではまた。

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