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2005/08/25

NHKスペシャル・日本の群像 内容予想 その2

(その1からの続き)

現在、このICタグの国際標準を巡る攻防が激しくなっている。

ひとつは、アメリカ主導のEPCグローバル-村井純-ウォルマート、米国防総省-経済産業省、陣営。

もうひとつが、ユビキタスID-坂村健-自律移動プロジェクト、愛知万博、農業協同組合関連-総務省、農業水産省、国土交通省-陣営となっているといわれる。

現在、双方実証実験段階ではあるが、どちらもそれなりに話が進んでいる。

国際標準の制定の主体となるのがISOである。日本でいうJISの国際版である。


ISOが当初、画期的な成功をおさめたのがメートル法規格のネジ。通称イソ螺子である。


ISOは量産機械装置工業化主体の時代背景から、制定するのは機械の寸法や形状に関するものが主であった。
日本はISOをJIS化するのが通例であり、積極的に提案することは少なかった。


近年、ISO規格を武器にビジネス覇権を握ろうという動きが高まっている。

品質保証規格のISO9000,ISO14000や、セキュリティ規格のISMS(ISO17799)などは英国規格協会 ブリティッシュ・スタンダードが主導して作成されたものである。

英国がISOへ標準規格の発信をすることで、ISO9000,ISO14000の世界的認証業務ビジネスが立ち上がったのは記憶に新しい。

これまでの機械や生産設備に関する標準であれば、物理的な制限が強く働くため、落しどころは自ずから定まるようなところがあった。
また、生活に直接関係するようなことはそれほど多くはなかった。


しかし、情報メディアとしての性質を持つコンピュータ関連の標準となると、物理的制限が希薄なうえ、制定にあたっては民族的、文化的背景が抜きがたいものとなって顕れる。

まさに「文明の衝突」の技術版といったような様相を呈している。

(その3に続く)

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