« ユビキタス・ディスプレイ | トップページ | クールビズと空調服 »

2005/05/18

「ウェブログの心理学」とBTRON

『ウェブログの心理学』山下清美/川浦康至/川上善郎/三浦麻子 NTT出版 を読んでみた。


それはさておき(<オイ)、ブログがBTRONっぽいと思うのは、

・(見かけ上は)フラットなファイルシステム
・自動付与されるユニークID(固定url)によるファイル管理設計の不要なところ
・ファイル名をいちいち考えないでもいいところ

あたりではないだろうか。

BTRONユーザーならば、なんとなく納得できる部分があるんじゃないかと。

一トピック一ページになりやすい構成が「KJ法」的であると言う部分もそうか。
(性質上、あまり巨大なコンテンツを一トピックにしない)


今までのホームページ運用だと、ページのデザインや、CGIの設定もさることながら、ファイルが多くなることで

・サイトの設計-フォルダの管理同様どこになにがあるか良くわからなくなる
・ハイパーテキストの構築-ディレクトリパスの依存により再構築が困難に
・内容の分類-ファイルの増加により破綻

あたりが本質的な面倒くささとして存在した。

ツリー型ディレクトリを採用している以上、避けて通れない面倒な部分が、ホームページ運用にもそのまま引き継がれたのである。

もちろん、それなりのアプリケーションを買って使えばいいわけなんだけど、めんどうくさかった。
仕事でやったって、ファイルの名前を重複しないようにルールを守ってつける、ってこと自体が面倒に感じた。


要するに、フラットなファイルシステム(日付で整理してるから「超」整理法っぽいのか?)と、名前が適当についてくれるのと、ユニークIDでファイル管理が楽というコンセプトが似通っている。


サイト間をつなぐための簡単リンクシステム(トラックバック)というのも、つかんでポン的な実身/仮身を思い起こさせなくもない。

リッチテキスト相当程度の割り切った表現力というのも、BTRONやノーツと似通っている。

ページのデザインやCGIについてはPIMの問題と似ている。

BLOGをPIMとして利用するというTipsなんかは、一日一実身や、μダイアリーを思い出させる。

RSSのようなメタデータの利用というのも、ある意味今後のBTRON側の課題と言えるが、ファイルそれ自体が(プロプラエタリなバイナリーデータでなく)メタデータとして利用しやすいような設計になっている。

デスクトップサーチ関連の話題が昨今取りざたされているが、システム標準のファイル検索ソフトで同様のことは超漢字4のリリースでほぼ満足できる状況にあったわけで。それはひとえにTADが検索しやすい設計になっているためではないかと。「超」明智君なんてブロードバンドの今ならもっと便利だったろうに。


今後、ブログがWEBパブリッシュを標準化する存在になるかどうかは知らないが、そんなことを読後に思ったりした(<強引)。

そんなところでひとつ。

久住高原に向けて合掌。

|

« ユビキタス・ディスプレイ | トップページ | クールビズと空調服 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ウェブログの心理学」とBTRON:

« ユビキタス・ディスプレイ | トップページ | クールビズと空調服 »