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2005/02/14

WikiはどこまでBTRONか?

TRONに関連したWikiがここのところ続々と立ち上がっているようです。

BTRONリテラシー http://www.wikihouse.com/tronliteracy/
Pario TRON Wiki http://www.pario-software.com/wiki/index.php?title=Pario_TRON_Wiki_Home
BTRON'S Wiki http://wiki.fdiary.net/BTRON/


近年、ようやく注目を浴びるようになってきたWikiですが、3年前、WikiPediaがあのように成長するとは、実際のところ全く思っていなかったです。はい。

当初、BTRON(実身/仮身)とWikiの類似点を言われても正直ピンとこなかったんですよ。

妙にリンクと「?マーク」の多い普通のホームページか、ちょっと変わった掲示板にしか見えませんでした。

それでいて、「?マーク」のついたハイパーリンクをクリックすると、編集を要求する画面に切り替わるので、正直なんじゃこりゃ?と戸惑っただけでした。

私のWikiとのファーストコンタクトは、そんな感じですれ違いだったわけです。

なんとなく理解できたのは、某もなかさんがMona-Wiki(現在は運用停止)というWikiのリンクをBTRONの仮身風に表示できるシステムを作ってくれてからになります。

なるほど、このWikiのリンクのひとつひとつが仮身みたいなものに該当するわけね、というのが判ってからはWiki=BTRON説にもうなずけるところが出て来ました。何事もルックスが大事だと思いました。

一旦、共通点がわかってしまえば、あとはBTRONの要領で押せるとこまで押せるので、一時期はMona-WikiにTRON方面の「こびとさん」が色々面白いことを書き込んでいってくれたので、とても勉強になりました。BTRON-TipsのWiki版はなかなか便利でした。


そんなこんなで、とりあえず(TM)Wikiの参考書としては本家の
『Wiki Way コラボレーションツールWiki』

よりは

結城浩のWiki入門の方が取っ付きがいいでしょう。実践的だし舞台が日本向きだし。


私の感じているWikiの長所としては

なんといっても自動ハイパーリンクでしょう。関心空間やはてなダイアリーみたいな感じというとちょっと違いますかね。
超漢字も、かな漢字変換の候補に仮身が出てくるぐらいになってもらいたいものです。

CGIなので、比較的設置が簡単なことも利点でしょうね。

CMS的な利用や、ローカルにおいて個人メモにするのもいいでしょう。
・反応リンク
・掲示板やチャットの内容まとめ
・会議議事録
なんかに使うと最強ですね。FTRONのログの遺産がまとめられると良いのですが、いろんな意味で難しいですかね。

んで、Wikiの弱点っぽいところとしては

ユニークIDでなく文字列を直接リンクするキーにするというコロンブスの卵みたいなところはいいんですけど、それゆえWikiNameの重複が起こりやすいところとか。ウィキペディアでもあいまい回避という分節点をわざわざ作ったりしてますね。

ある程度確定した内容以外の集積や議論のまとめにはいいけど、チャットや掲示板的な使い方がしずらいような。
議論そのものの場としてはイマイチ向いていないんじゃないかとか。

テキストベースではかなり強力だけど、テキスト以外のハンドリングがつらいのでは?画像の編集とかが入るとちょっとめんどくさいとか。

あとは、誰でも編集できるだけにコンテンツの著作権管理が難しそうなところでしょうか。

BTRON方面的にはハイパーリンクのつかんでポンというかドラッグアンドドロップや、開いた仮身が出来なさそうなところとかですかね。


ただ、ここに挙げた短所かな?という部分も、克服出来ないかというとそうでもないでしょう。


当初、貧者のLotus NOTESと言われたWikiですが、クライアント側さえもう少しリッチなWYSIWYG編集環境になりさえすれば、大化けるかもしれないと思っています。


マイクロソフトのINFOPATHとか先日紹介したジャストシステムのxfyとかとWikiが合体するとBTRONのようになるかもしれませんし。

そうした意味でJotSpotがどうなるかは注目しています。

ユビキタスTADもXMLベースということなので、XMLベースなWikiにTRON-HMIというのが次世代のBTRONになるかもしれませんし。

そのときは一方向のハイパーリンクも見直したりするのでしょうか?BTRONはあえて行き止まりになるように一方向のリンクになるように設計したそうですが。

高度なハイパーテキスト技術の復活を

ま、それより超漢字5がどうなっているのかという話もありますけど。

そんなことでひとつ。

えっと、余談ですけど、アラン・ケイはTRONだそうです。

ではまた。

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コメント

Wiki+BTRONでググッたらここのページがトップに出てきたのでびっくりした。

Blogは上位に入りやすいと聞いてはいたけど。

投稿: halftable | 2005/02/23 21:40

えーと、そこでセマンティクスWebというか意味記述TADじゃないんでしょうか。

たぶん、その辺が坂村先生のAI観のような気がする。

投稿: halftable | 2005/02/18 00:11

人工知能っぽい処理をするサーバーを立ち上げて、翻訳ソフト(文字入力ソフト含む)がそれを必要に応じて呼び出すとかじゃ効率悪いかねぇ?

利用頻度の高いパターンを大量にキャッシュするようにすれば十分なような気がするけど。貧弱な端末の場合は中間でキャッシュ&中間処理をするようにすればいいし。

投稿: リチャード・王 | 2005/02/16 09:37

はてなダイアリーの単語リンクの形態素解析もAIの出番のような気がします。

なぜか今ファイゲンバウムとかの第5世代コンピュータ関連の本を読んでいたりするのは何故だろう。

ネタに出来るのは当分先の予感。

あー、もう少しお蔵入りを減らしたいよー。
うえーん。

投稿: halftable | 2005/02/15 22:31

めっきり『使う人』に成り上がった(^^;)のでWiKiを始めて見た時には「大きく(便利に)作り上げるのに不便。誰かちゃんと作ってくれたら(使うには)便利かも」とかいう感想だったのよね。

人工知能的賢さを獲得するのが共通の課題なんじゃないかなとずっと思っているんだけど。(当分人の手でやるしかないのか?)

投稿: リチャード・王 | 2005/02/15 11:59

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